ミュンヘン再保険、2014年の利益として 32 億ユーロを計上し、7.75ユーロに増配

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2015.02.05 | プレスリリース

ミュンヘン再保険、2014年の利益として 32 億ユーロを計上し、7.75ユーロに増配

ミュンヘン再保険は 2014 年の連結利益が 32 億ユーロとなり、前年の 33 億ユーロとほぼ同水準の好 業績を維持。試算によると、第 4 四半期の利益としては 7 億ユーロを計上(前年: 12 億ユーロ)。株主 にもこの好業績が還元され、監査役会と年次株主総会の承認を条件とて、1 株当たり 7.75 ユーロの 配当が予定されており、前年の 7.25 ユーロより増配となる。

ヨルク・シュナイダーCFOは、この暫定の業績について、次のように総括しています。「この好業績により、当社はその確固とした収益力を再度実証したことになる。特に喜ばしいのは、前年に引き続きすべての事業分野が、この好業績にまたも寄与してくれたことだ」

またシュナイダーは、「1株当たり 7.75 ユーロへの増配により、当社の株主は他のドイツ企業や国際的企業と比較して、ミュンヘン再保険への投資に対する魅力的かつ信頼できるリターンを得ることになる。そしてこれは、ここ数カ月の株価の上昇とは別の話だ」と、述べています。ミュンヘン再保険ではまた、長期にわたる株式買い戻しの努力も継続しています。2014 年 4 月の年次株主総会以来続けられている、公表された株式の買い戻しプログラムの一環として、ミュンヘン再保険はこれまでにおよそ8億ユーロに上る株式を取得、2015 年 4 月 23 日の次回年次株主総会までには、総額で 10 億ユーロに達する見込みです。

2014 年に、前年と同様、グループは非常に多様かつ時には相反する影響にさらされました。デリバティブ金融商品のパフォーマンス、通貨によるマイナスの影響、ERGO の事業分野におけるセグメント見直しによるのれんの減損すべてが、全体として不利な影響を及ぼしました。反対に、前年までの課税額の計算見直しにより、税収入がありました。全体として、主要損失の影響はおおむね予想より少なく、損害再保険においては、ミュンヘン再保険は過年度発生損害に対する支払備金を取り崩すこともできました。

2014 年度暫定業績の概要

2014 年におけるグループの営業利益は 4 0億ユーロ(44 億ユーロ)となり、そのうち7億ユーロ(13 億ユーロ)が第 4 四半期に計上されています。通貨換算によるマイナスの影響も続き、通年では- 1 億ユーロ(- 3億ユーロ)、第 4 四半期は2億ユーロのプラスでした。主に前年までの課税額の再計算の結果、所得税からの正味収入額として通年で 3 億ユーロ(前年は1億ユーロの出費)、第 4 四半期では 6 億ユーロの収入でした。株主資本はおよそ 41 億ユーロ増えて 303 億ユーロとなり (2013 年12 月末時点では 262 億ユーロ)、第4四半期だけでも 10 億ユーロ以上の上積みでした。グループ全体としての主要業績指標となる、リスク調整後の収益率 (RORAC) は 13.2%(12.1%) と好調な伸びを示し、自己資本利益率 (RoE) は 11.3%(12.5%) でした。第4四半期については、年換算で RORAC が 12.2%(17.4%)、RoE は9.8%(18.4%) でした。201 3年度のグループ全体でのグロスの保険料は、488 億ユーロ(511 億ユーロ)に減少しました。

ミュンヘン再保険では、2014年の年次財務諸表において、より透明性の高い投資に関する開示を行っています。保険関連の投資(主に保険契約者に代わるユニットリンク生命保険への投資)が別枠で開示され、それらの投資の結果についても同様です。前年の実績はそれに応じて調整されています。 2014 年 12 月 31 日時点での運用総額は 2,189 億ユーロ(時価は 2,358 億ユーロ)と、2013 年末の 2,022 億ユーロ(時価は 2,104 億ユーロ)から増加しています。グループ全体の運用成績(保険関連投資を除く)は、80 億ユーロ(72億ユーロ)に増えました。デリバティブの価額の変動により、通年でマイナス11ユーロ、また第4四半期でもマイナス 5 億ユーロの影響がありました。反対に、デリバティブを除く売却での収支は、26 億ユーロのプラスでした。この運用成績は、ポートフォリオの平均時価に照らして、年換算で 3.6 %という満足のいくリターンといえます。

再保険:利益は 29 億ユーロ

再保険事業分野は、連結利益のうち 29 億ユーロ(28 億ユーロ)を占めました。営業利益は3億ユーロ減少して33億ユーロでした。グロスの保険料は、268 億ユーロ(278億ユーロ)に減少しました。その一因は為替レートの変動にあり、保険料収入のほぼ2%の減少をもたらしました。

生命再保険は、連結利益のうち 4 億ユーロ(4 億ユーロ)を占めました。オーストラリアと米国におけるいくつかの個別の展開は、満足のいかないものでした。オーストラリアでは、2011 年と 201 3年における身体障害保険事業からのマイナスの影響の結果、ミュンヘン再保険では同事業の質を持続的に向上させるための措置をとりました。それにより身体障害保険事業用の備金が、第4四半期に1億ユーロの増加となりました。第 3 四半期に、ミュンヘン再保険は米国における個別の特約の一時金化による、1回限りの影響を計上しましたが、これは今後の業績の向上を狙いとしたものです。全体として、米国における保険金請求の件数は現在の予想に沿ったものでした。その他すべての重要な市場における業績は、予想通りまたは予想を超えるものでした。

損害再保険は、通年の連結利益のうち 25 億ユーロ(24 億ユーロ)を占めました。2014 年のコンバインドレシオは正味経過保険料の 92.7%(92.1% )と、非常によい数字となり、第 4 四半期では 91.2%(89.3%) でした。いわゆる通常損害に対する保険請求通知は、全体として予想された水準を大幅に下ったままだったため、ミュンヘン再保険では支払備金の取り崩しを行いました。

手数料の変更に対する調整後、通年では約 5.3 パーセントポイント、第 4 四半期では約 9.1 パーセントポイントの正味効果があります。ミュンヘン再保険では、支払備金の設定ならびに時の経過とともにその調整を行う上で慎重な姿勢を取り続けているため、準備金に関するセーフティマージンは高止まりとなります。

2014 年における大口損害に対する保険金支払総額は12億ユーロ(17億ユーロ)で、うち第4四半期が 2 億 5,00 0万ユーロ(4 億ユーロ)を占めます。支払備金の積み増しと、前年以前からの大口損害に対するランオフ利益が、ほぼ相殺する形になりました。正味既経過保険料の関連では、通年での大口損害負担率は7.2%(10.4%)と、想定していた平均値の12%より低く、第4四半期では6.1%(9.2%)でした。自然災害による損害額は通年で5億3,800万ユーロ(7億6,400万ユーロ)、第4四半期では1億1,100万ユーロ(1 億 1,900万ユーロ)でした。2 月に日本で発生した雪害が 2014 年における最大の損害事象で、損害額は3億500万ユーロでした。夏の終わりにメキシコを襲ったハリケーンOdileに対しては、5,900万ユーロの支払備金を計上しました。2010年と2011年のニュージーランドにおける大地震のために確保されていた引当金が、増額されました。人為的災害による主要損害は通年で6億 2,500 万ユーロ(9 億 2,500 万ユーロ)、第4 四半期では1 億 3,800万ユーロ(2 億 6,500万ユーロ)で、これは正味経過約保険料の 3.9(5.7) パーセントポイントに相当します。ロシアの製油所での爆発事故では1億 5,000 万ユーロという甚大な損害が発生し、2件の航空機の墜落事故により、ミュンヘン再保険の業績は 5,200 万ユーロの影響を受けました。

ERGO の事業分野:利益は 2 億ユーロ

ミュンヘン再保険の 2014 年の連結財務諸表では、Life and Health Germany、Property-casualtyGermany、そして International という新たな 3 つのセグメントにおける ERGO 扱いの事業が記載されています。この変更の結果として、のれんの再配分と再評価が必要となり、無形資産の再評価と併せて、約4 億 5,000 万ユーロの追加費用につながりました。

それでもミュンヘン再保険では、その ERGO の事業分野において、暫定の数字ながら2億ユーロ(4 億ユーロ)の利益を計上しました。この業績には前年までの税収入も貢献しており、保険契約者への配当を考慮すると、業績の約 1 億 5,000 万ユーロを占めます。営業利益はおよそ9%減の、6億ユーロでした。2014年のグロスの保険料収入は、0.4%減の 167 億ユーロ(167 億ユーロ)でした。ドイツの損害保険におけるコンバインドレシオは、主に悪天候に対する保険金支払額が少なかったことにより、通年では95.3%(96.7%)に改善、第 4 四半期では 97.1%(95.4%)でした。2014 年に最大の 損害をもたらしたのは、激しい雹害を伴ってドイツ西部を広範囲にわたって通過した低気圧 Ela で、建物や自動車に甚大な 被害が出ました。インターナショナルの損害保険におけるコンバインドレシオは、通年では 97.3% (98.7%)、第 4 四半期では 96.8%(100.4% )でした。

暫定の数字ながら、ERGO Insurance Group は 6 億ユーロ(4 億ユーロ)の利益を達成しました。

Munich Health: 利益は 1 億ユーロ

2014 年において、 Munich Health の事業分野では 1 億ユーロ(2 億ユーロ)の利益を計上しました。営業利益は 1 億ユーロに減少しました。Munich Health の保険料収入は前年比で約 18.5% 減少し、53 億ユーロ(66 億ユーロ)となりました。これは、通貨換算のマイナスの影響、大型特約におけるミュンヘン再
保険のシェアの減少、および Windsor Health Group の売却によるものです。コンバインドレシオは、98.8% (98.3%)でした。

損害保険事業における 2015 年 1 月 1 日の再保険特約の更新

前年と同様、今回の更改交渉では、再保険引受能力の供給過剰と、ほとんどの市場参加者の良好な資本構成が特徴的でした。ほとんどの事業種別において、価格や条件面での引き下げの圧力が弱まることなく継続しています。保険料の引き上げが見られたのは、主要損害で影響を受けた航空保険などだけでした。再保険の付保に対する需要は、おおむね安定的です。

ミュンヘン再保険のグローバル再保険事業の責任者であるトルステン・イェヴォレックは、次のように述べています。「ミュンヘン再保険は、この困難な環境において、その地位を保つことができた。過剰な引受能力と 2014 年に大規模自然災害が比較的少なかったことが、とりわけ異常災害に関する契約において競争圧力の高まりにつながった。しかし、業種や市場にまたがるミュンヘン再保険の幅広い多様化が、安定した顧客関係にも支えられて、よい結果をもたらしてくれた」

2015 年 1月 1日に、ミュンヘン再保険の損害再保険契約の半数強が更改時期を迎え、これは保険料総額にしておよそ 94 億ユーロとなります。このうち約 13% (およそ 12 億ユーロ)が更改されませんでしたが、その一因は当該の契約がミュンヘン再保険の収益性要件を満たさなくなったことです。反対に、ミュンヘン再保険は、約 9 億ユーロの新規契約を引き受けました。その結果、1 月 1 日現在の総引受額は 9.5% 減の約 85 億ユーロとなっています。保険料は、1.3% の下落でした。

イェヴォレックは、次のように述べています。「ミュンヘン再保険はその顧客に、多大な安全性の高い引受能力を提供している。しかし、当社は常に、支払われる保険料が、引き受けるリスクに見合うものとなるようにしている。一貫したサイクル管理が、この競争的環境では重要だ。加えて、当社では非常に複合的なリスクに対しても革新的なリスク移転のソリューションを提示できる。このことが、今日のグローバル化した経済において、各企業にとってますます重要になってきている」

ミュンヘン再保険では、2015 年における今後の更改交渉において、極端な損害事象が発生しない限り、市場環境が大きく変わることはないという想定で進めています。4 月 1 日付けで更新となるのは主に日本での再保険特約に関するもので、7 月 1 日付けで更新となるのは、米国における一部の特約と、オーストラリアおよび中南米における特約に関するものです。

Munich Re stands for exceptional solution-based expertise, consistent risk management, financial stability and client proximity. This is how Munich Re creates value for clients, shareholders and staff. In the financial year 2013, the Group – which combines primary insurance and reinsurance under one roof – achieved a profit of €3.3bn on premium income of over €51bn. It operates in all lines of insurance, with almost 45,000 employees throughout the world. With premium income of around €28bn from reinsurance alone, it is one of the world’s leading reinsurers. Especially when clients require solutions for complex risks, Munich Re is a much sought-after risk carrier. Its primary insurance operations are concentrated mainly in the ERGO Insurance Group, one of the major insurance groups in Germany and Europe. ERGO is represented in over 30 countries worldwide and offers a comprehensive range of insurances, provision products and services. In 2013, ERGO posted premium income of €18bn. In international healthcare business, Munich Re pools its insurance and reinsurance operations, as well as related services, under the Munich Health brand. Munich Re’s global investments amounting to €209bn are managed by MEAG, which also makes its competence available to private and institutional investors outside the Group.

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This press release contains forward-looking statements that are based on current assumptions and forecasts of the management of Munich Re. Known and unknown risks, uncertainties and other factors could lead to material differences between the forward-looking statements given here and the actual development, in particular the results, financial situation and performance of our Company. The Company assumes no liability to update these forward-looking statements or  conform them to future events or developments.

Munich, 05 February 2015

Münchener Rückversicherungs-Gesellschaft
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