2016 年の自然災害(キャタストロフィー)損害額は過去4 年のうちで最大を記録

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2017.01.04 | プレスリリース

2016 年の自然災害(キャタストロフィー)損害額は過去4 年のうちで最大を記録

壊滅的被害を生む地震と猛威を振るうストームが数多く発生した2016 年は、過去4 年のうちで最も自 然災害被害額の大きな12 か月間であった。被害総額は1,750 億米ドルに上り、前年数値の3 分の2 以上増しとなってなり、2012 年の数字(1,800 億米ドル)にほぼ匹敵するものとなった。無保険損害の割 合 ー いわゆるプロテクション・ギャップまたは付保ギャップ ー は依然として高く、70 近辺。被害 総額のほぼ30%に相当する、およそ500 億米ドルが保険損害であった。

「比較的自然災害被害額の少ない年が3 年続いたが、2016 年の数値は本来の損害見込数値の中間レ ベルに復帰している。単年度の損害額はもちろんランダム値であり、トレンドと見做すことは出来ない」と、 マネジメント・ボードのトルステン・イェヴォレックは述べ、「特に新興市場もしくは発展途上諸国における 無保険損害の割合の高さは、憂慮すべき状況にある。高い付保率は、多くのひとびとが自然災害(キャ タストロフィー)の結果背負う財務負担 軽減することにつながるから、重要な意味を持つ。事実、保険 業界は、そのリスクに関する知識を活用して、こうした予測不能とされるリスクのもっと大きな部分を引き 受けることが出来るはずだ」と、続けている。

2016 年の自然災害に関するインフォグラフィック(解説画像)

2016 年の自然災害損害に関する重要数値


  • 被害総額ならびに保険損害額とも、2016 年数値は過去10 年間のインフレ調整後平均値を上 回った(それぞれ、1,540 億米ドルおよび450 億米ドル)。
  • ごく小さな事象を除いて、地震、ストーム、洪水、干ばつおよび熱波といった自然災害関連の 750 の損害事象が、ミュンヘン再保険のNatCatSERVICE(自然災害サービス)のデータベース に記録された。この数字は、過去10 年の平均件数590 を大幅に上回るものだ。
  • 痛ましいことに、こうした自然災害の結果、約8,700 名の生命が失われたが、これは少なくとも 2015 年の25,400 名(これさえ、過去10 年間平均の66,600 名以内には収まっているが)を、大 幅に下回っている。それ故2016 年は過去30 年間で(2014 年の8,050 名に次いで)、犠牲者数 の最も少なかった年となった(1986 年:8,600 名)。
  • 河川の氾濫や鉄砲水を含む洪水事象の発生数は例年になく多く、自然災害総数の34%を占め たが、これは過去10 年間の平均21%を上回るものであった。


2016 年に最も大きな被害額をもたらした5 つの自然災害

日本の地震は2016 年の自然災害の中で最大の被害額を生じさせた

2016 年に最大の被害額をもたらした自然災害はいずれもアジアで発生した。日本の南部にある九州で は、4 月に熊本市近辺で二つの地震が発生し、310 億米ドルの被害総額が生じたが、そのうち付保され ていたのは約20%に過ぎなかった。6 月と7 月には、中国で壊滅的な洪水が起こり、200 億米ドルの被 害総額をもたらしたが、付保されていたのは僅か約2%であった。

北米は、2016 年に1980 年以降のどの年よりも数多くの損害事象が発生し、その総数は160 件に達し た。この年、最も深刻な損害をもたらした事象は、ハリケーン・マッシュ―であった。最大の被害を受けた のは、2010 年の地震からの復興に未だにあえいでいる、カリブ海の島国ハイチであった。マッシュ―に よりハイチの住民およそ550 名が犠牲者となったが、このハリケーンは米国東海岸にも深刻な打撃を与 えた。被害総額は102 億米ドルに達したが、そのうち3 分に1 以上は保険でカバーされていた。

欧州における一連のストーム、カナダにおける草原火災

北米はその他の異常気象災害にも見舞われたが、その中には5 月にカナダのフォート・マクマリーの町 で発生した草原火災および夏に米国南部諸州で起こった大規模な洪水が含まれる。カナダでは、平年よ り降雪の少ない暖冬と春の熱波が引き起こした干ばつを主な原因とする草原火災は、オイル・サンドの 生産地帯であるアルバータを襲って総額40 億米ドルの壊滅的被害を生んだ。この被害額の3 分の2 以上が、付保されていた。8 月には、ルイジアナ州およびほかの諸州で、しつこい長雨に続いて起こった 洪水が、総額100 億米ドルの損害をひき起したが、付保されていたのはそのうち約4 分の1 であった。

欧州では、5 月末から6 月初旬にかけて一連のストームが発生した。集中豪雨が、ドイツを中心に各地 で数多くの鉄砲水現象を引き起こした一方、パリ市内およびその近郊ではセーヌ川の大規模洪水が発 生した。被害総額は約60 億米ドル(およそ54 億ユーロ)に達したが、そのうち約半分が付保されていた。

「2016 年の気象関連大災害(キャタストロフィー)を概観してみると、気候変動の結果とまだ認定するに 至ってないが今後多発する恐れのある事象が存在する。勿論、個々の事象を直接的に気候変動に結び 付けることは不可能である。しかし、現在ではある種の事象ー例えば停滞する気象配置(気団の居座り) あるいは集中豪雨や降雹をもたらすストームなどーは、ある特定の地域では、気候変動の結果として、 発生している可能性が高いことを示す多くの事例が現れている」と、ミュンヘン再保険のジオ・リスク・リ サーチ・ユニットの長であるペーター・ヘッぺは述べている。


Munich Re stands for exceptional solution-based expertise, consistent risk management, financial stability and client proximity. This is how Munich Re creates value for clients, shareholders and staff. In the financial year 2015, the Group – which combines primary insurance and reinsurance under one roof – achieved a profit of €3.1bn on premium income of over €50bn. It operates in all lines of insurance, with over 43,000 employees throughout the world. With premium income of around €28bn from reinsurance alone, it is one of the world’s leading reinsurers. Especially when clients require solutions for complex risks, Munich Re is a much sought-after risk carrier. Its primary insurance operations are concentrated mainly in the ERGO Insurance Group, one of the leading insurance groups in Germany and Europe. ERGO is represented in over 30 countries worldwide and offers a comprehensive range of insurances, provision products and services. In 2015, ERGO posted premium income of €17.9bn. In international healthcare business, Munich Re pools its insurance and reinsurance operations, as well as related services, under the Munich Health brand. Munich Re’s global investments (excluding insurance-related investments) amounting to €215bn are managed by MEAG, which also makes its competence available to private and institutional investors outside the Group.

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Munich, 04 January 2017

Münchener Rückversicherungs-Gesellschaft
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